札幌大学孔子学院では、平成19年度に中国語?中国文化に関する各種講座を開講してスタートし、今年度で1周年を迎えました。この間、試行錯誤を重ねながら、中国語?中国文化に関する講座のほかに、多彩なゲストによる無料講演会や有料セミナーなどを実施して、北海道における中国語?中国文化の窓口として、中国に関する学びの場を提供してきました。

このたび、開学一周年を記念して国際シンポジウムを開催します。 この国際シンポジウムにおいて、国内外の孔子学院関係者や中国語教育の専門家と意見交換を行い、日本や北海道と中国との文化交流の促進を図り、札幌大学孔子学院のさらなる充実発展を目指します。

【スケジュール】

【出席者】(予定)

孔子学院とは、中国政府が世界各国の大学等と提携してその地に設立する、中国語および中国文化に関する教育機関です。孔子学院は、中国語と中国文化の教育を通じて、世界各国との相互理解と友好関係を促進し、持続可能な世界平和と相互発展への貢献を目的としています。

海外における中国語学習者は、今後数年間で現在の約2500万人から1億人にまで急増すると予測されています。そこで中国政府は、北京に孔子学院本部を設置し、中国国内の大学に実施運営を依託して、これらの大学と世界各国200個所以上の大学等が協定を結び、それぞれの地で孔子学院を設立する取り組みを推進しています。