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2018年度博物館実習企画展 「豊平の歴史―つきさっぷ郷土資料館収蔵品を中心に」を開催します

2019年1月18日 学生の活動

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札幌大学では、1月28日(月)から学芸員課程企画展「豊平の歴史―つきさっぷ郷土資料館収蔵品を中心に」を開催します。
この企画展は、学芸員課程「博物館実習」における一連の実習の一つとして、学生たちが実際に展示を作成し、本学?埋蔵文化財展示室にて一般公開しているものです。 今年度は、つきさっぷ郷土資料館から資料をお借りして、豊平の街並みや道路?線路の発展や盛衰、農業?商業など産業の発展、消防などの社会生活に関する歴史を実物資料によって展示します。

また、企画展の一環として講演会も実施いたします。
講演会は、元「新札幌市史」編集協力員である林恒子氏に講演いただきます。今回の講演は「豊平の戦争の歴史―札幌空襲の伝え手として」と題し、豊平の戦争に関する史跡や札幌空襲についての聞き取り調査をもとに、豊平を中心に札幌の戦争の歴史をお話しいただきます。

企画展、講演会ともに入場無料となっております。
多くの方のご来場をお待ちしております。

■札幌大学学芸員課程企画展「豊平の歴史―つきさっぷ郷土資料館収蔵品を中心に」
期間 平成31年1月28日(月)~4月11日(木) (日曜?月曜?祝日?2月5日?3月6日は休館)
場所 埋蔵文化財展示室(札幌大学2号館地階)
時間 10:00~16:00
入場料 無料
■公開講座「豊平の戦争の歴史―札幌空襲の伝え手として」
日時 平成31年2月2日(土) 13:00~14:30
場所 2107号教室(札幌大学2号館)
講師 林 恒子氏(元「新札幌市史」編集協力員)
タイトル 「豊平の戦争の歴史―札幌空襲の伝え手として」
内容 豊平区民が1985年に開設の「つきさっぷ郷土資料館」は、1871年岩手県人の移住に始まる農業生活と1896年に始まる歩兵第25聯隊に関する展示資料が中核で、建物は1940年設置の北部軍司令部の一部です。対米?対ソを意識した軍制改革でこの時期、札幌は北海道の軍都に変貌。さらに空襲の本格化に備えて官邸から約300メートルの地に堅固な防弾設備の防空作戦室が建設されました。
戦後は自衛隊が管理したこの建物は2008年に解体。跡地に高層の公務員宿舎が建設され、保存要請の市民運動がおこり、施設解体時に調査報告書が作られ、建物模型も資料館に展示されていますが、宿舎横の道路に設置された標識に防空作戦室の構造?意義は明示がありません。大戦末期、米軍機動艦隊による北海道空襲の死者は3000名近く、札幌でも丘珠飛行場脇の農家の父子が死傷したことを含め、全道の被害の実情と戦後の対応は、正確に伝える努力が必要です。
入場料 無料?申込不要

※札幌大学埋蔵文化財展示室についてはこちら

問い合わせ先

【博物館学芸員課程博物館実習担当教員】
川名 広文 /
TEL:011-852-9313
E-mail:kawana-h@sapporo-u.ac.jp
川上 淳 /
TEL:011-852-9059
E-mail:kawakami@sapporo-u.ac.jp
松友 知香子 /
TEL:011-852-9063
E-mail:matsutom@sapporo-u.ac.jp

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