11月12日(火)、本学の協定校であるサハリン大学の大学院生、ヤーナ?コロタエワさんが来学し、ロシア語専攻1年生を対象に発音の授業を行いました。ヤーナさんは現在、北海道大学の研修プログラムで6ヶ月の期間で来日しています。元々、言語療法を専門として子どもや大人の発音矯正に携わっていましたが、現在は「外国語としてのロシア語教育」という二つ目の専門分野で、外国人学生のリスニング力とスピーキング力の向上について音声学の面から研究をすすめています。在学しているサハリン大学では、本学を含め海外からの留学生の発音指導にもあたっています。
今回の授業で学生たちは、ロシア語の発音のしくみや唇、舌、歯の動きについて丁寧な説明を受け、先生のお手本に合わせて行う発音練習や、音の違いを当てるゲームを通じて正しい発音を学びました。
終了後、学生からは「発音の細かい説明を受けたのは初めてだったので知らないこともたくさんあり、とてもためになった」「これからもっと学んできれいな発音ができるようになりたい」などの感想がありました。学生たちは貴重な学びの機会を得て、今後の学習への刺激、また励みになったようです。後日ヤーナさんからも「和やかな雰囲気の中にも熱心にロシア語を学ぼうとする姿勢が感じられ嬉しかった」との言葉をいただきました。
ヤーナさん、ありがとうございました。
ロシア語専攻の皆さん、今回の経験を生かし、ますます頑張ってください!
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