川上淳 教授が「千島通史の研究」(北海道出版企画センター)を出版しました。千島列島の先史時代から第二次世界大戦直後までを扱った初めての通史です。
川上教授は、正確な歴史認識を伴った千島通史の必要性を感じ、前職の根室市学芸員時代から約20年にわたって多くの千島関係史資料を広範囲に探し求めて、できるだけ原史料を示すことで事実の信憑性を確認し、千島全体の歴史的事実を年月の順を追って一冊の書籍にまとめられました。
本はA5判、全712ページ、9,900円(税込)。道内主要書店で販売中。問い合わせは北海道出版企画センターへ。
なお、こちらの本の出版に関しては、12月16日(水)の北海道新聞夕刊でも紹介されました。